デオエースは顔にも使える?ロールオンとクリーム顔用はどちらがおすすめ?

デオエースロールオンは全身に使用できる制汗剤として人気のシリーズですが、全身というと顔にも塗ることができるか気になりますよね。実際にお問い合わせの多いご質問でもありますので、この記事ではデオエースは顔に塗ることができるのか、ロールオンと薬用クリームの用途の違いなどを紹介したいと思います。

目次

顔用制汗剤におすすめの成分

クロルヒドロキシアルミニウム

顔用制汗剤を選ぶ時には必ず成分に注目するようにしましょう。

ワキガ用のデオドラントなどは抗菌、殺菌成分がメインとなっている商品が多いのですが、顔用であれば殺菌に特化した成分を選ぶ必要性はありません。

制汗剤とデオドラントは用途が異なっており、ニオイに対して作用したり抗菌、殺菌をメインとしたものがデオドラント、汗を抑えることを目的としたものが制汗剤となります。

制汗作用がある成分が配合されていなければ汗が止まることはありませんので、顔汗の対策をしたい時は制汗成分が含まれているものを選ぶようにしてください。

また、制汗作用がある成分だったとしても含有量によっては危険性があるので、比較的肌に優しく、あまりきつくない制汗剤を選ぶ、もしくは顔用と明確に明示してある制汗剤を選ぶようにしましょう。

顔用制汗剤におすすめの成分

クロルヒドロキシアルミニウム

クロルヒドロキシアルミニウムは制汗剤としては主流の成分で、非常に多くの商品に使用されている比較的肌への刺激も少ない成分です。

塩化アルミニウムを改良したもので、強い収れん作用があり、表皮内の汗管に水酸化物のゲルを形成することで汗腺を閉塞し、汗を抑える効果があります。

同じクロルヒドロキシアルミニウムを配合した制汗剤であっても、製品ごとに効果に差があるのは、含有量や一緒に配合されている成分なども大きく影響しています。

顔用であれば比較的クロルヒドロキシアルミニウムの含有量が少なく、肌への刺激を抑えていたり、美肌成分が配合されている製品を選ぶようにしましょう。

パラフェノールスルホン酸亜鉛

パラフェノールスルホン酸亜鉛も制汗剤ではメジャーな成分です。

汗と吸着したり、タンパク質を変化させ収れん作用をもたらしたり、被膜を形成するなどの働きがあります。

制汗効果としてはクロルヒドロキシアルミニウムには劣りますが、比較的刺激が少なく使用できる成分です。

焼ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)

ミョウバンは硫酸アルミニウムカリウムのことで、これを乾燥させたものを焼きミョウバンと呼びます。

ミョウバンは料理の際に使用される成分でもあるので、肌へ塗布する場合も安全性が高い成分です。

焼ミョウバンには収れん作用があり、皮脂や汗腺を収縮させて発汗を抑えます。

収れん作用、制汗作用については上記2つの成分に劣りますが、古くから制汗剤として使用されている成分でもあります。

しかし、目に入った場合は他の成分と同様に危険性がありますので、水でよく洗い流し違和感を感じるようであれば医師の診察を受けるようにしましょう。

避けるべき成分

塩化アルミニウム

塩化アルミニウムは刺激が強く、ワキであってもかゆみを感じる人が多い成分です。

ワキへの塗布を目的として使用する際でも皮膚に赤みが出てしまったり、刺激性の皮膚炎になったりと体質に合わない方も多い成分で、このように肌に合わない場合は継続して使用するのは困難な成分でもあります。

目に入った場合はかなり危険性が伴いますので、必ず顔用の制汗剤としては使用を避けるようにしましょう。

顔用制汗剤におすすめのタイプ

クリームタイプの制汗剤

クリームタイプの制汗剤

顔用制汗剤として一般的なのがクリームタイプの制汗剤です。

自身で使用する量の調整もできますし、気になる部分にだけ塗布するなど、ニーズに合わせた使い方ができるのが特徴です。

顔用としても肌に馴染みやすく、持ち運びも手軽にできるので、クリームタイプの顔用制汗剤は特におすすめです。

クリームタイプにも色々な種類がありますが、最初の記述の通りデオドラントのみを目的としたクリームでは汗が止まることはありませんので、制汗成分が配合されたクリームタイプを選ぶようにしましょう。

シートタイプの制汗剤

シートタイプのデオドラント・制汗剤

シートタイプは他の製品と比べて制汗作用がなかったり、制汗成分が配合されていたとしてもそこまで含有量が多くはありません。

制汗剤として使用するには効果が物足りないと感じる場合もありますが、都度、汗を拭き取り清潔に肌を保つことができるので、顔用に使用する際はとても有用なタイプでしょう。

また、シートタイプはメントールなどが配合されている商品が多く、スーッとしたりひんやりしたりなどの冷却効果を得ることもできるので、夏に欠かせないアイテムとして近年人気が急上昇しています。

デオエースを顔に塗っても大丈夫?

デオエースロールオン

ロールオンタイプについては顔への塗布は推奨しておりません。

というのも、ロールオンタイプはクロルヒドロキシアルミニウムの含有量が多く汗を止める効果は非常に高いのですが、クロルヒドロキシアルミニウムは強い収れん作用があるので、目や粘膜への使用は注意する必要があります。

例えばおでこに塗布する時に目に入らなかったとしても、汗で成分が目に入ってしまう危険性も考えられます。

ロールオンタイプの顔への使用はお控え下さいますようお願い申し上げます。

また、万が一、目などに入ってしまった場合は多量の水で10~15分程度洗うようにしてください。

その後、少しでも目に違和感を感じるのであればすぐに眼科で診察を受けるようにしてください。

その他、手足、胸元、背中などには塗布することができます。

デオエースロールオンの正しい使い方については以下のページをご確認ください。

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顔用にはデオエース薬用クリームを

薬用デオドラントAクリーム

デオエース薬用クリームにもクロルヒドロキシアルミニウムが配合されていますが、こちらは含有量がロールオンと比べ少ないため顔への塗布が可能な内容となっています。

また、合成香料、着色料、アルコールなどは含まれていないので敏感肌の方の全身汗ケアとしても有効です。

薬用クリームの美容成分

その他、美容成分も配合されているのでスキンケアと制汗を同時に叶えることが可能です。

顔用に制汗剤を使用したいという場合は、ロールオンタイプではなく薬用クリームをおすすめします。

ただ、目に入っても完全に大丈夫という訳ではありませんので、目に入ってしまった場合はすぐに水で洗い流し、ロールオンタイプと同様に違和感を感じる場合は眼科で診察を受けるようにしてください。

その他、デオエース薬用デオドラントクリームについての詳しい内容は以下のページを御覧ください。

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デオエースロールオンと薬用クリームの用途の違い

ロールオンと薬用クリームの用途の違い

デオエースロールオンは全身用と紹介されていることが多いのですが、これは目や粘膜などを除いた全身に使用することができるという内容になっています。

主に手足、背中、胸元、首筋などといった部分を推奨しておりますので、粘膜付近へのご使用はお控え下さい。

薬用デオドラントクリームについても全身に使用することが可能です。

ロールオンタイプは夜に塗布するタイプですが、薬用デオドラントクリームは都度、塗布するタイプの制汗剤です。

多くの汗をかく部分についてはロールオンをご使用頂き、汗が気になる程度の部分であれば、薬用デオドラントクリームの塗布をおすすめしております。

汗を止めたい時にはロールオン。

汗を抑えたい、刺激が少ない制汗剤を使用したい時には薬用デオドラントクリーム。

用途が異なりますので、ご自身に合った商品をぜひお試し頂ければ幸いです。

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